宵祭り

お船祭り中萱紫石会ホームページへようこそ

 
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 中萱紫石会
長野県安曇野市三郷の中萱地区で古くから行われている、熊野神社例大祭のお船祭りの船飾りを作っている団体です。安曇野市の無形民俗文化財に指定され毎年、八月最後の土曜 日曜に行われる熊野神社お船祭りで、長野県下最大級、長さ約14m、高さ約8mの船に、武者飾りを飾ります。この大きなお船を日曜日、本祭りの午後、約1kmに渡り引き回します。これだけのお船は日本広しと言えど、あまり無いでしょう。
武者飾りは、その年のNHK大河ドラマなどを参考に作られ、等身大の人形や馬が飾られます。又、祭り囃子も担当していて、地元の小学生に太鼓の指導をして、祭りを盛り上げます。
会員は24名、会長以下、飾り部門は16名、祭り囃子部門が7名で、六月下旬から飾り制作が始まります。毎日夜8時頃から、時には深夜12時過ぎまで行われます。約2ヶ月間かけて作った飾り物は、宵祭りの早朝から飾り付けが始まり、夕方に完成します。夜は照明を当てて神社に飾られ、本祭りの朝お船出発地点の乾原まで運び、午後1時30分頃神社に向け曳航されます。神社で奉納、神事、投げ餅等が行われ、午後4時頃には解体されてしまいます。

 熊野神社への飾り物と太鼓(祭り囃子)の奉納は、はるか遠い昔の祖先をうやまう姿でもあります。残念ながら資料がなくいつ頃から始まったのかはわかりませんが、祭り青年により奉納されていました。
祭りに出される山車は、昼の「お船」と夜の「屋台(やたい)」の2種類です。かつては上中萱(かみなかがや)下中萱(しもなかがや)にそれぞれお船と屋台が1台ずつあり、互いの船をぶつけ合う祭りをしていましたが、船の破損や老朽化が激しく、現在は上中萱と下中萱が協力して、お船1台と屋台1台を出しています。
諸事情により一時中断していましたが、昭和56年(1981年)に中萱紫石会が結成され今日まで休むことなく続けられています。
紫石会という名称は紫水晶に由来しており、磨けば磨くほどよく光るという理想がこめられています。

 飾り製作や太鼓指導は、6月末から祭り前日まで、夜8時からほぼ毎日作業場で行われます。興味のある方は是非見学においで下さい。場所は熊野神社北隣、北部保育所との間です。
 尚、昼間は誰もいません。


馬の製作 馬の製作 顔の色づけ 顔の色づけ 太鼓の練習
飾り物の製作場面です Gallery にもたくさんあります。


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